当店ではお客様が木を削り、彫る楽しみを味わってくださることを願っております。
しかし、彫刻刀は使い方と保管を間違えますとケガの原因となります。
つきましては、ご使用と保管には十分ご注意いただき、創作をお楽しみくださいますように。
尚お買い上げ下さいました刃物に関しまして予想される、もしくは直面されるあらゆる事故に対し、販売者・製造者は一切責任を負いません。予めご了承ください。
1.ご使用前
よく切れる状態での使用。ご使用前に刃先が欠けていないか、軽やかに切れるかをお確かめください。切れ味が 悪いと余分な力が必要となり、ケガや、刃の更なる欠損の誘因となります。また、作品の完成度にも影響します。
2.ご使用中
力を入れすぎないこと。
力を入れすぎますと、予測しない方向に刃先が動き、ケガ、彫り損じ、あるいは刃が欠けたり折れたりなどの誘因となります。 したがいまして、一度に深く彫らずに少しずつ彫り下げてください。 また、ご使用中であっても切れ味が悪くなったら、すぐにお研ぎください。1mm~6mm程度の細い刃物は特にご注意ください。 途中で折れる場合があります。
3.ご使用後
刃先や刀身、柄等の汚れを十分にふき取ってください。
4.保管
湿度の高い所、温度差の激しい所は、サビの原因となります。また、油でぬらした状態での保管はかえってサビの原因となります。 (防錆シリコンスプレー等、防錆剤を含んだ油類は差し支えありません)安全のため、使用法を知らない方、幼児、 子供等の手の届かない場所に保管してください。
5.研ぎ
ご自分で研がれるのが最善ですが、忙しくて研げない方、木彫りに専念したい方は、弊社にお持込ください。研ぎ直し、柄付直し等メンテナンスについてはこちら
細い刀をお買い上げのお客様へ
1.0㎜ ~ 6.0㎜ 程度の細い刀は、無理な力を入れすぎますと
途中で折れる場合があります。(無理がかかった状態で、0.2~0.5kg/㎜程度の力)
穴など深く彫り下げる際は、ドリルなどで下穴をあけてからご使用下さい。
なお、細い刀の破損に関しましては、保障対象外とさせていただきます。